年末の病欠

ミリア：明けましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いします。
キッド：明けましたおめでとうございました。本年もよろしくお願いします。―既視感？（指差し）
　背後 は 伸びている。
ミリア：ナントカは風邪を引かない、って言いますけど…。
キッド：いやミリア、それって『風邪を引いても気付かない』って言う意味だから（汗）
背後：そしてリティが風邪を引かないのは、馬鹿だからじゃなくて野生児だから。
キッド：あ、背後が生き返った。
背後：そりゃ、30日の半日以上を寝て過ごせば・・・。
ミリア：…少し、詳しく聞きましょうか…
背後：み、ミリア・・・ちょっと、待っ―（フェードアウト）

キッド：―で、ミリア、背後が見当たらないけど大丈夫？
ミリア：眠りの歌を、少し…。
キッド：なら大丈夫か。ミリア、何か聞き出せた？
ミリア：体調と食事に関して、でしたね―（紙を示し）

30日、微熱と軽い吐き気、流石にバイトを休む。栄養ドリンク数本と風邪薬、昼食にうどん。
31日、吐き気だけは回復、朝食はトースト。バイトに出る時間を聞き忘れていたため、遅刻。
　　　　昼食は年越し蕎麦として、食堂できつねそば。
１日、咳は止まらず―万年病だし、治るとも思えず。昼食は未定。

キッド：―病み上がりとは思えない食事だねぇ。
ミリア：うどんにそばに…消化の悪いものばっかりですからね（苦笑）
キッド：背後、こんなので治るのかなぁ・・・。