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このブログはPBW『無限のファンタジア』『シルバーレイン』『エンドブレイカー!』『サイキックハーツ』のキャラクター、およびそのプレイヤー(背後)の対話形式のブログです……でした。 対話形式は気まぐれに、残りはほとんどプレイング置き場になってます。
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背後:と言う訳で、前回分の続きのSSをどうぞー。
キッド:と言っても、文章能力の無い背後の書いた文章を何人が読みたがるか疑問が・・・

背後:こっちは某人物(忍び)に突っ込まれて、若干修正ー。
キッド:って、背後だから当然だろうけど今更・・・。

村長の依頼で、グドン退治を引き受けた武器商…じゃなかった冒険者は―
「やっぱ、手ぇ抜きすぎたか・・・」
―追い詰められていた。
いや、全身に細かい傷を負ってはいるが、グリモアの加護を受けた冒険者であれば10分の休息で完治するだろう。
「5匹の退治って、一体どれだけ放置して―」
サーベルの一振りで、1匹のグドンが黙る。まだ生きているが、深手の傷を負ったらしい。
「―4倍近く増えたんだろ。」
依頼主の村長、いや村全体が調べた情報によると、敵はグドン5匹―そして今、冒険者を囲むグドンは、犬グドンしか居ないがざっと20匹はいるだろう。
仲間が深手を負った事でやっと警戒したのか、グドン達は間合いを取り、威嚇の声を上げる。
「そこっ」
「ガッ」
素早く、サーベルを振るう―無論、サーベルの先端すら、悲鳴を上げたグドンには届いていない。
一撃で、離れたグドンの命を奪ったそれは、冒険者が使える力の1つ『アビリティ』である。
「まさか、雑魚相手に飛燕刃を使うとは・・・。」
ため息混じりに言いながらも、武器を構えなおす彼に、体当たりする狼がいた。
しかし、その体当たりを避ける様子は無く、むしろ受けて倒れ―いや、倒れず、溶け合う様に合わさり、半身から炎、半身から氷が出る存在と化していた。
「やっぱ、キルドに限らず召喚獣は遠出させないほうが良いか・・・」
炎と氷が噴出した状態の彼に、グドンが攻撃を当てるが、すぐに反撃で黙る。
「さて、あと15匹ぐらい、かな?」
その一言を合図に、見えない何かが止めを刺した―最後に攻撃を受けたグドンはそう見えるが、実際は魔法の氷で動けず、魔法の炎に焼かれて死んだだけあり、誰かが仕留めた訳ではない。

ほとんどのグドンは魔法の氷と炎で倒れ、運良く回避したグドンも、2撃目3撃目で黙る。
そんな一方的な戦いが終わり、立つ存在は2つ。
「さて・・・次は盗賊、かな?グドンが仕返し狙うかな?まぁ、どっちにしろ『力』を使う必要は無いか・・・」
1つは戦っていた冒険者の彼、もう1つは彼に体当たりをした狼―半分炎、半分氷で出来た、自然には存在しない存在である。
あとは森の木、そしてグドンの残した槍や短剣、遺体ぐらいである。
「とりあえず、傷が治ったら帰るか・・・防具の修復、なるべく早くしたいなぁ・・・」
太陽が天頂に着いたのを見て、腰を上げる―彼の帰路は、まだ始まったばかりだ。


背後:と言う訳で、帰った時のキッドの傷は防具だけです。支えに使ってた槍は、グドンのものです。
キッド:って、適当っ!・・・辻褄あわせの気もする(汗)
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